ある日突然はじまる離乳食拒否…!おっぱいやミルクを飲んでるとはいえ、離乳食を食べないと心配。
離乳食の時期はおっぱい・ミルクを併用していることがほとんどなので、離乳食をあまり食べなくても大丈夫と言われています。だけど食べてくれないと親としては心配になるし、パクパク食べて欲しいですよね。
この記事では、離乳食をなかなか食べない息子たちに筆者があれやこれやと試行錯誤していたら食べるようになった実体験を5つお伝えします。
食育的に良し悪しは一旦置いておきます。「とにかく離乳食を少しでも食べるようになって欲しい」と言う方は一度試してみてください。
その1)両手をふさぐ
食べさせようとすると手をバタバタ振って近寄れなかったり、手でさえぎられて食べさせられないことはありませんか?
そんな時、使っていないスプーンやフォークを両手に持たせると何故かパクっと食べてくれました。
手に持っているスプーン・フォークに意識が集中して食事から気が逸れているからかな?
スプーン・フォークが飽きちゃったら、空のお皿や汚れても良いおもちゃ等でも効果ありでした。ぶん投げたりするので、スプーン・フォークやお皿はプラスチック製のもので試してみてください。
その2)自分も一口食べる
同じお皿から一口とって目の前で食べているのを見せ続けていたら食べ出したこともあります。「美味しい〜」と笑顔で大袈裟に演技してやるとより効果的でした。
離乳食を食べさせているとき、ついつい真顔になってしまいがちですが、ニコニコ笑顔で食べさせると良いらしいです。
その3)食べる時間の見直し
朝イチやお昼寝の寝起きすぐだとあまり食べませんでした。起きて1〜2時間後だとモリモリ食べることが多かったです。
毎日だいたい決まった時間に食べさせて生活リズムをつくりたいところですが…。起きる時間はともかく、昼寝時間は毎日きっちり決まった時間にするのは奇跡でズレこむことがほとんど。生活リズムも大事ですが、お腹が空いた状態で「ごはんが美味しい」と思ってもらうことも大切だと思います。
実際、長男は保育園はじまったら自然と生活リズムが整いました。離乳食拒否された時期もありましたが、今は給食もおやつも毎日おかわりする食べるの大好き小僧になっています。
その4)食べる時の姿勢を正す
食べる時、地に足がちゃんと着いているか。これとても重要です。
食べている時に赤ちゃんの足を触ってみてください。すんごい足に力入ってます。足で踏ん張ることで噛む力も強くなるそうです。足が着いていることによってしっかり踏ん張れるし、姿勢も安定します。姿勢の安定は噛み合わせや歯並びにも影響します。
逆に、足が地に着かないでブラブラした状態だと集中力が続かず、すぐに飽きてしまいます。
長男はバウンサーからバンボのマルチシートに変えただけで、パクパク食べて完食できるようになりました!
その5)テレビをつける
これは最終手段。テレビを見ながらごはんを食べる癖がついてしまいそうだし、心ここに在らず状態で無意識に食事をすることになります。しかし、高確率で食べてくれました。(テレビに興味を持ち始めた1歳前後くらいの時)
特に「おかあさんといっしょ」の子供が1人でごはん食べれます的なコーナーが良かったです。しかし、ラストの「からだ⭐︎ダンダン体操」になると踊り出してしまい離乳食どころじゃなくなるので注意!
注意点
最後に注意点を1つ。
赤ちゃんがまったく離乳食を食べなかったとしても、毎食必ず用意をすること。
これは、かかりつけの小児科の先生からいただいた助言です。
食べなくても、ごはんの前に座って「いただきます」をすることで食事習慣がつくそうです。
長男はまだ1回食の頃、離乳食拒否が2週間つづきました。毎日「お供え物」の感覚で離乳食を用意し続けていたら、一口食べ、二口食べ…とつづき、徐々に食べるようになっていきました。ある日突然食べはじめるので、毎食用意していて良かったなと思えました。
ママ友の中には、「離乳食を全然食べないからしばらくお休みさせる」と、用意するのをやめてしまった方もいました。その影響かはわかりませんが、その子は3歳を過ぎた今でも超偏食です。「ポテトと野菜ジュレしか食べない」とママ友も悩んでいます。
まったく食べてくれなくても、いつかは報われる日が来ると信じて毎食用意することをおすすめします。
この記事を読んでくださったママ・パパたちの苦労が報われて、お子様が離乳食をパクパク健闘を祈っています!